オカメインコのメガバクテリア闘病記|ほっぺとほっぺたが教えてくれたこと

ちいさなちいさなオカメインコのほっぺと、元気いっぱいのほっぺたの2羽の短くて長いメガバクテリア闘病記

強制給餌

はじめまして、管理人です。
オカメインコという鳥の可愛らしさと繊細さをこのブログを通じてお伝えしていきます。
ウチの2羽はたまたま メガバクテリア・カンジダ・ビタミンA欠乏症 と元々色々持ってしまう運命でしたが、インコが病気になったとき、どうしてあげられるかは飼い主次第。
このブログを見て助かるオカメ&飼い主さんが沢山増えますように!

ほっぺた 7日目(2016/6/3 金 午後)面会編:病院からの電話が怖すぎて心臓に悪い

階段を、のっしのっし


先代ほっぺちゃん   の時は、
病院が開く8時過ぎに病院から不幸な連絡がありました。

私もオットも、その時間が怖くて怖くて仕方ありませんでした。



8時半、、、大丈夫。
9時、、、、大丈夫。
9時半、、、大丈夫。

大丈夫。生きてる。



心配で心配で、早く生きてる姿を見たくて、
夜まで待てません。


3日連続、会社休みました
クビになっても仕方がないレベルです。


面会は、13時から14時の間、17時から19時の間です。
13時の部に行く!


もう待ちきれなくて、
とりあえず今日ほっぺたんがおうちに帰ってきてもいいように
ケージや餌入れ、止まり木などすべてを綺麗に洗い、
熱湯消毒&日光消毒しました。



洗いながら、泣けて泣けて仕方ありませんでした。


それでも時間持て余します。
もういいや、12時に行ったれ!
近くでウロウロしとこ!!

(※大変迷惑なので真似しないでください) 


てなわけで、家を飛び出しました。


久しぶり主治医編に続く。 

ほっぺた 6日目(2016/6/2 木 午前)強制給餌からの… ひとまず安心編

朝からこんな感じ…
羽の位置が下がってます


二日連続会社休んでます( ̄∇ ̄;)


今日の朝は腹くくって強制給餌します。
怖いとか出来ないとか、言ってられません。


自分の子供が同じような状態になったら?
私は「怖い」と言って、見捨てるのか?


もう、強制給餌をするという選択肢以外ありえません。

しかも我が家の場合はオットが左利きなので、
トリさんのそのうの位置等を考えると
きっと難しいはず…。ツマがやるしかありません。




さて…

いつもなら動画や写真があるのですが、この強制給餌は何もありません。
それどころじゃなかったです(´ー`)




まず、やりかたを色々調べて、
YouTubeで参考動画を見ました。
その後、もんじろうくんのブログを参考にし、
ほっぺたんを縦抱きにしてタオルをふんわり巻きます。

そして、美味しそうに挿し餌を食べる
オカメのヒナの動画を流して、ほっぺたんに見せながら



「ほら!ほっぺたん!お友達も食べてるよ!美味しいな〜」 


と声をかけながら、
シリンジポンプを右手に持ち、そっとチューブをくちばしに…。

暴れて落ちても大丈夫なように
地面もフワフワにして…


ほっぺたん、最初はチューブをかみかみして軽く抵抗しましたが、
一度パクリとくわえてくれたら、あとは抵抗なくスルスルと入っていきました。

息をのんで、ゆっくりゆっくり流し込みます…

ゆっくりゆっくり…



できた!!!!!



ゆっくりチューブを抜き、しばし縦抱きしてナデナデ。
ほっぺたん、大変よく頑張りました(T_T)



仕事に出かけたオットにとりあえず報告。
ツマも頑張った!と褒めてもらいました(T_T)

とさかちょっと浮いてますが…

強制給餌後は、87g。
うんうん。いけるいける!!



この強制給餌を境に、
ほっぺたんが目に見えて元気になります。 

目のキラキラが戻ってきて、
ゆったりと毛繕いをしたり 、自ら餌をついばんだり(!) 、
 しばし穏やかな時間を過ごす1人と1羽でした。


コレは直後かな?

お昼前(^-^)

ほっぺた 5日目(2016/6/1 水 午後)病院へ行った:帰宅後の夜挿し餌編

昼の挿し餌を少しだけ食べたけど
えずいたり目をつぶってじっとしていたり、
とても辛そうな様子のほっぺたん。

夕方に近づくにつれて2つ不安が…


  • この様子だと、十中八九、夜の挿し餌は食べない予感がする
  • 主治医は食べなくなったら即入院と言っていたが今日主治医が休み 


挿し餌をするのが怖くなってくるほど、
嫌な予感しかしません。

でも、挿し餌のタイミングが来るということは
投薬が出来るタイミングでもある
ので、
大丈夫大丈夫。
多少食べなくても、薬が効くはず…。

そう自分に言い聞かせます。 

そして夜になりました。


案の定、ほとんど口をつけません。

スプーンを口に付けても、ぷいっと顔を背けます。
そりゃー、さっきまであんだけえずいていたら
人間だって気持ち悪くて食べれませんよね…。

いつもは小さな卓上止まり木の上に止まらせて
挿し餌をするのですが、
このときは体力温存のために
私の膝にタオルを敷いて、その上で挿し餌をあげていました。



食べない。

食べない。

どうしよう…。病院か。
でも、今連れて行っても過去最高に弱っている状態だし、
また道中悪化するかもしれない。
しかも、着いてもお願いすることは強制給餌だから
医師も私も今出来ることは同じだろう…。



色々考えた末に、
藁にもすがる思いでタオルの上に色んな餌を広げました。





すると…


元気は有りませんが、
なんとついばみ始めたではありませんか!!


やった!!!



しかし、主についばむものは殻付きのシードやオーツ麦ばかり。
更に殻が満足にむけないようで、つついているだけに見えてきます。

ということは…

殻のついていないものなら、たとえつついているだけでも
何かの拍子に口に入るかも…?

うん、それで行こう!!!!!

帰宅中のオットに連絡し、
近所の100均で小さなすり鉢を買ってくるようにお願いしました。 


こんなやつです
(横のオカメとオットの指で大きさ比較)


ペレットを細かくして、粉に近い状態にして
タオルに撒こうと考えたのです。




結果的にこのときの作戦は割と成功でした。

オットはスーツのまま一生懸命ペレットをすりつぶしてくれ、
タオルの上に次々と撒いてくれました。
ほっぺたんは、少しずつですが食べました。



最後に、すごく薄く解いたフォーミュラを
シリンジでくちばしの隙間から入れました。

ほっぺたんは2時間食べて、
ようやく体重を85g台まで頑張って戻しました。




ツマは考えていました。 

明日の朝は、強制給餌しよう。
もう、それしかない。 
管理人

めーてる

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